恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「ん? あれ、どこ行った? 鶴、存在感ないからね~。

あははっ! さや、この番組おもしろいから、一緒に見よっ」


月ちゃん、そんなことはどうでもいいよとばかりに、そのままテレビに視線を戻す。


「お、流星さんいねーな。チャンスか? さや」


当麻くんはニヤニヤしながら、私の手を引っ張り、ソファに腰掛けた。


も~。


「今度は月ちゃんの前でするつもり?」


「ははっ。するワケね~じゃん。月、ガン見しそ~で怖ぇよ」


そう言って当麻くんが笑ってると、月ちゃんが会話に入ってくる。


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