蒲公英
Erinnerung
―――――
―――
――

「ねぇ、湧己?」

「ん?」

「なんで大樹とあかりは別れてばかりいるのかな」

「さぁな。そういうつきあい方が性に合ってるんじゃねぇの?」

「でも…あかりは泣いてるよ?」

「え?」

「大樹も泣いてた」

「…よく知ってるな」

「うん。いつか、さ。大樹とあかりが本当に笑いあえたらさ?言ってやりたいな」

「なんて?」

「バーカ、って」
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