君は…


それから1年


私は初めて君のお墓に行った


それまで私は君の死を受け入れられずにいた。
君がもういないと思いたくなかったから、高校はやめた。
でも、君はもうこの世にいない…

君がいなくなって1年。その間私を支えてくれたのは君が生きていた頃の私の恋人と君の恋人。
私の恋人はあのときから変わらないんだよ

もうすぐ結婚するの

一番に君に伝えたかった…

そして、君の恋人は私に君の形見である私とのおそろいのネックレスを渡した。
君のネックレス大切にするよ
見るたびに君のこと思い出すよ


君はそちらで元気ですか?

私は元気だよ


君は…

“君は一生私の親友だよ”


今、君との楽しかった日々を思い出に変えて、未来へ新たな一歩を踏み出す



end

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