キミがいた場所
『雄ちゃん……ここは中庭よ』

僕はあわてて早紀から離れた。

『早紀、嘘じゃないよね』僕は早紀の気持ちをもう一度確かめた。


『……雄ちゃん、好きよ大好き』
早紀は可愛らしく笑った。

僕はずっとこのまま、早紀と大人になっていく。
そう思っていた。

『早紀、ずっと一緒にいような』



僕と早紀はこうして付き合うことになった。
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