空き瓶ロマンス
 


チャーキーが言いながら、重ねた紙の束を特大ホチキスで、バチン!と留めた。



「……面目無い」


私ががっくりと頭を落とすと、チャーキーは軽く私の頭をぽんぽんと叩いた。
 

そして、


「別にいいよ。お前面白いから」


「……ハァ?」


そんなんで……いいんだろうか。



こうしてみると、私は周りの皆に、厄病神レベルで迷惑かけているのだと思うのだが。



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