空き瓶ロマンス
「……もし次に、何かこんなようなことがあった場合、絶対にお互い、確認をとること」
「はい」
「極端に、返信や電話を無視しないこと」
「……はい」
「分かったか?」
「はい……」
「では、いまから罰として……」
――長い、長い口づけだった。
緊張で動けない。
息を止めていたのだけど、やがて私の限界を悟ってくれたのか、
それとも気が済んだのか、私が小さく呻くと、信也さんは離れた。
離れてから、顔を耳まで真っ赤にして、ぷいっとそっぽを向いてしまった。


