禁断の恋

「遊のバカッ・・・」

「姫香、ごめんな」


姫香は俺の女。

でも姫香はもともと司が好きだった。

司に告白して

フラれたのを

俺が慰めたら

流れ的に付き合った。


「心配したんだからっ・・・」


普段強がって泣かない姫香が泣いている。


「んな泣くなよ」

「泣くに決まってるじゃない!!・・・遊のこと好きだから・・・好きだから心配してるのにっ・・・」


姫香らしくないセリフを

俺に一生懸命言ってくる姫香が


「愛しい」

「ほえ?」

「好きだよ、姫香」

「・・・バカ」


ゆっくりキスをすると

姫香は微笑んで


「あの2人のこと守って・・・わたしのこと守ってくれないの??」


反則だろ、それ。


「んなわけねぇだろ?姫香は俺が毎日守ってやるっつーの」

「ふふふ、当然よね」

「ワガママなお姫様」

「・・・うるさぃっ」


頬を膨らます姫香が可愛くてしょうがない。


「襲っていい?」

「・・・バカッッッ!!!」










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