禁断の恋

透き通った絶望。

繋いでいた手を

離した瞬間、

そこに吸い込まれそうで。

自分を見失いそうで。


その先を拒んで

怖がってた。

今の俺なら、

なんでも出来る。

そんな気がした。


未来が欲しいのなら

自分の手で掴むしかない。

夢は

未来は

待ってはくれない。

時間と一緒だ。


俺が進まない限り

道は切り開けないのだから。


立ち止まっていては

明かりなど

希望など

見えない。


振り返ってはならない。


俺は

俺の道を

辿るだけだ。














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