禁断の恋

「顔・・・真っ赤。」

「慣れてないんだもんっ・・・」

「ま、慣れてないほうが好都合だけどね」

「え?」


ボソっと呟いたため

よく聞き取れなかった。


「なーんでもない」

「??」


1人頭に「?」を浮かべる亜美。


「ま、いいじゃん。つか右手、」

「右手??」

「右手空いてる。だから手でも繋ぐ??」



ドキン



心臓が・・・

破裂っ・・・する


「亜美?返事は??」

「つっ・・・繋ぐっ」

「お利口さん♪」

「ふ・・・ふんっ」

「拗ねても無駄でーす。可愛いのには変わりないよ??」


しょ・・・翔って

こんな甘々な人だったっけ??

もっと俺様系じゃなかった??


「あれ・・・」

「どうした?」

「ん、あ、別に・・・なんでもないです」

「ぷっ・・・なんだし、それ」


クスっと笑う翔に

ドキドキするわたし。

だめだ・・・

時間が経つにつれて・・・

翔に対する好きが・・・













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