私の愛した先生。【完】
学校






あの日から先生と会うことはなくてあっという間に冬休みは終わった。




「ひさしぶり~って感じでもないか」


「だよね~」




冬休みは短いのでそんなにみんなと離れていた気もしない。


それに冬休みは受験とかでみんな忙しいときが続いたしそれどころじゃなかった。




「始業式だから並ばないと」




友達と廊下にいき列のなかに入る。


あぁ・・・始業式って先生いるよね?


私は当たり前のことを思い出す。


先生を見る確率はないわけじゃないしむしろ嫌でも見る気がする。


考えれば考えるほどよくわからなくなって


どんな顔で先生を見たらいいのか私にはわからなかった。




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