song for xxx
ドキドキと騒がしい胸を押さえながら
薄暗い路地裏を通り抜ける
何故だか分かる
この先に“誰か”が居るのだ―・・・と
しばらく歩き続けると、ふっと視界が開けた
そして私の目にある光景が飛び込んで来る
それは・・・
黒尽くめの男達が一人の男性を取り囲んでいる
何ともいびつな光景
「・・・・・・っ・・・・・」
瞬時に危険だと判断する
何故なら男達の手には拳銃が握られていたから・・・
私は震えながらもとっさに後ずさった
けれど・・・それが恐怖の始まり
コツッ
物音に気付いた一人の男がこちらに振り返る
あまりの恐怖に逃げ出す事も出来なくなった
「ちっ女か」
チャキッ
聞き慣れない音と同時に向けられた男の拳銃
撃たれる!
私はとっさに瞳を閉じた
けれど私が感じたのは焼けるような痛みではなく
誰かに包み込まれた温かい感覚で・・・