はにぃどろっぷ
「日本に帰ってきてこの高校選んだのは何で??」


「んなこと1つしか理由ねぇだろ。」


「え??」


「ばあちゃんから聞いたんだよ。ゆきながここだって。」


「じゃあ何で同じクラスにいるって知ってたの?」


圭は自己紹介の時、ほとんど顔を上げていなかったはずだから、何で知ってたのかずっと気になってた。


「帰ってきてから街でお前に似た奴見かけたんだよ。で、そん時にお前のダチがでけぇ声で“ゆきな”って叫んでたから。名簿でも確認したし、教室入って1発で見つけた。」
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