幸せのQuintet

出会いは突然に



教室の中から2人の男の子の声が聞こえた。



「わりー。少し迎えに行っててさ。ほら」


城戸くんは私の背中を押した。



「わっ」



私はそのはずみで教室に入ってしまった。



中には2人の男の子と1人の女の子がいた。



みんなが私を見ている。



恥ずかしいよ~//



キュっと目をつぶってしまった。



「あー!もしかして洋介が言っていた女の子?!すごく可愛い~!」



女の子は私の手をギュッと握った。



< 19 / 263 >

この作品をシェア

pagetop