幸せのQuintet
頭が真っ白になりながらも私は大きな声を出した。
「あ、あの…私はBONDに入ってまだ間もないし、こうやって人前で歌うことも得意じゃないんですけど…
一生懸命歌います!
聞いてください!『tears sky』!」
『--♪-♪--』
後ろからメロディーが流れてきた。
観客席の中には冷ややかに見ている人もいる。
でも…今の私には歌うことだけだ。
『君に出会えた…それが始まりだった~~♪~』