幼なじみ


「ん...ふっ...」
甘い甘いキスを落としていく。
そのたび甘い声をあげて、ほほを染める優衣。
俺の心臓がドクンドクン...と脈打つ。
「優衣っ...」
「涼...のぼせちゃうよ」





少し顔色の悪い優衣。
「ごめん。疲れさせたな」
優衣の体を持ち上げて風呂から出た。
「ちょ...涼?」
濡れた体のままベッドに寝かせた。







「服着る必要がある?」
下から俺を見上げる優衣にときめく胸。
「りょっ...う」
優衣の顔が歪んでく。






「んっ...ぁ...」
静かに力尽きた二人。
ずっとそばにいろよ、優衣。











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