幼なじみ

デビュー


「やっと終わったー」
テストが終わり晴れ晴れしている千夏。
「やっぱ数学苦手だなー」
なんてもう反省している優衣。
「以外に英語ができた」
喜びの声を上げる俺。




変わらない3人。
明後日から夏休みだ。




「明後日ねー翔が4人であそぼって!」
「翔?久しぶりだな♪」
「楽しみーーー!」
千夏と翔は頻繁に会っているが、俺と優衣はかなり久しぶりだ。
「じゃあたし塾だから」
千夏は教室から出て行った。




「塾って大変そうだね」
優衣は塾にいってないからな...。
「俺もわかんねーけど。だるいってみんな言うよな」
俺も塾にいってない。
「涼、買い物付き合ってくれない?」
「お、いいよ」




優衣と買い物久しぶりだなー。
ショッピングモールに入る。
優衣はかなり目立っていて、すれ違う人がみんな振り返る。
こんな可愛い優衣の隣に俺がいていいのだろうか?
なんて不安になるのはいつものこと。





「服ほしいんだー」
優衣のすきなブランドに入る。
「今日はスカートとワンピかおっかなー」
優衣が手にもつワンピースは優衣らしい可愛い系。
「優衣これは?」




俺が優衣にみせたのは、優衣らしくてどこか大人っぽい。
「いいかもー。なんかイメージ変わるけどあたしっぽいよね」
優衣は気に入ってくれたらしく、カゴにワンピースを入れた。
「スカートー...」
何十着もある服。





全部が優衣っぽくてかわいい。
優衣があてているのは、黒のヒラミニ。
俺的にそんなに露出してほしくないんだけど...
可愛いからいいか。




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