好きすぎた、たぶん。
「クゥ〜。」
「・・・んー・・・」
人が心地好く寝てるところを、リーに起こされた。
「・・・なんだよ・・・」
「クゥ〜。」
「わかったわかった・・・舐めすぎ。」
とりあえず無駄に顔を舐められてる。
リーを抱っこして、起き上がった。
「って早いよ、お前起こすの。」
ベッドの上で座ってるリーは、尻尾を振りまくり。
「はぁ〜あ。」
デカくあくびをしてると、テーブルの上に置いてある携帯が光っていた。
ん。
メールかな。
開くと不在着信5件。
電話か。
・・・げ。
夏実じゃん。