眠る心
電話の向こうで、盛り上がる
姉妹の声に俺は微笑みながら
撮影に入る前に、なぎと
逢う約束をして電話を切る。

久しぶりに逢う、なぎは
髪を切って、ジーンズを履き
ボーイッシュな雰囲気で
現れた。

「軽くしてくださいって
 言ったら
 こんなに短くされたの」

そう言って、髪をボサボサに
かきあげた。
 
その姿に俺は、ドキッとした。

「とっても似合ってて
 かわいいよ」

俺の、その言葉になぎは
ホッとして微笑んだ。

俺の部屋で、二人きり

雰囲気の違う彼女を
俺は、見つめる。

以前は、長い髪で
隠されていた部分

首筋から背中、胸元の
透き通る白い肌が見える
 
なぎは恥ずかしそうに
両腕で胸元を隠した。
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