眠る心
俺が、なぎの眠る部屋の
ドアを開くと、彼女は
起きて洋服を着ながら
会社に休みの連絡をいれていた

「おはよう、しゅうちゃん」 
  
「なぎ
 大切な話があるんだ」
 
俺は、寝起きのなぎに
今起こっている出来事を
全て話して聞かせた。
  
なぎは、まだよく内容を
理解できていない
様子でボーッとしている。

俺は、彼女のネクタイを
とり首に回す。
  
「しゅうちゃん・・・」
   
心配そうな顔をして俺を
見つめる彼女の首にネクタイを
結んであげながら、俺は伝える

「なぎ、心配しないで・・・
 
 この騒動が治まったら
 結婚しよう」

俺の言葉に驚いたなぎの瞳から
綺麗な涙が溢れ、零れ落ちた。

「本気なの・・・?」

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