Sweet*だーりん!



しばらく心くんの
後ろ姿を見ていたけど、

角を曲がって
姿が見えなくなった所で

家に入ろうとした、

「真琴〜〜〜!!」

え?

慌てて角の方を見る。

そこには
小さくなった心くんが、

手を振ってこっちを見ていた。


「...可愛いなあ」


あたしも
出来るかぎり
大きく手を振った。


寂しいって思ってたのは
あたしだけじゃ
ないのかな?


そんな事を考えながら、
家に入った。
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