LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様教師が旦那さま!?
希愛の、反応に正直拍子抜け
していた。
こんなに大人だったか?
ふたりの間に流れる
微妙に冷めた空気。
眠りに着いた、希愛
を確認し、希愛が目覚めた事を
お義父さんに知らせるために
病室を出た。
中庭のベンチに腰をおろすと
無力感に襲われる。
コーヒー缶片手にこぼれる
ため息。
俺が、蒔いた種なのは
わかっている。
失った生命の大きさと
希愛との間に生じた
この距離とが俺を
追いつめていった。