甘い声で囁いて




ずっと言いたかった気持ちを呟いて
コントローラーをぎゅっと握りしめた。




「本当?」





画面の向こう側では響君が驚いた顔をしてあたしを見ている。





「そうだよ、あの、お店で並んでいた時から
ずっとずっと好きだったんだから」




「もう、放さないよ」



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