甘い声で囁いて


突然の言葉に思考が停止する。



先程の笑顔とは打って変わって、今度はものすごく
コワイ顔で睨まれた。




「声優がみんなお前が想像してる人だと思うなよ」




ぐさっと刺さるような言い方。




それはまっすぐあたしの心臓に見事に命中した。



でもそれでも信じたくなくて。



響君はこうであってって欲しいってずっとずっと思っていたから


夢が壊れたとういうか


ショックで、悲しくて。

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