血溜まりの中で…眠る。
そして、私は口の周りについた血を拭った。

「俺は、デビルスカイの魔王の子孫だ。ヨキハの願いも簡単に叶えてやれるんだぞ?」


フッと笑い、私を見つめたルキト…私は俯き黙っていた。


昔は、こんな風じゃ無かったのに、ルキトは変わってしまったのね…。



「どうした?ヨキハ…返事をしてくれ」


「いいえ、私は貴方とは結婚しないわ」
そう言ってルキトを睨みつけると、食べ終わった骨をルキトに投げつけて、月明かりの照らされた所へと飛んで行った。



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