ニアミス警報【エッセイ】
◆第9フェーズ

そのつながりで書いてみる@微妙にマニアック

*プラスチック爆弾の一種であるC-4(シーフォー)

コンポジション4とも呼ばれる。

 あれは、それのみでは危険な爆薬ではありません。

火薬やガソリンと違い、火を近づけただけでは爆発しない。衝撃による暴発もまず無い。

 火に投げ込んでも単に燃えるだけなのです。

そういった意味では、他の爆薬よりも安全に扱えて持ち運べる優れもの。

 固形燃料としても使用可能。

ただし、主成分に毒性があるため風上にいないと煙を吸い込んでしまい危険。

 粘土状になっており、形を変形させられるし威力も大きい。

C-4を爆発させるためには、起爆装置もしくは雷管が必要です。

 爆発した際にオレンジ色の閃光が発生するのが特徴。

因みに、イギリス軍はプラスチック爆弾をPE4と呼びます。


 核弾頭にしても爆発が難しかったり。C-4にしても起爆装置か雷管が無いと爆発しなかったり……実は威力の高いものに限って、単純爆発しない訳です。
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