ク ロ
小皿のエサを食べ終えたヤツは、キョロキョロと落ち着きなく周囲を見渡す。
すると、すかさずヒロコはヤツを抱え上げ、トレイのそばに下ろした。


匂いを確かめているかのように、鼻先から近づいてゆく。
前足で、ガサガサと砂を掻く仕草。
そして…


ヤツはトレイの上に上がり、腰を低くしておしっこをした。

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