もう一度、君と

瑠楓と美奈

俺は美奈と体の関係を持ったまま
瑠楓と付き合い続けている。

もちろん瑠楓を一番に愛してる。

一方で美奈との関係を楽しんでいる俺がいる。

最低だとわかってるけど、瑠楓を離したくないし、美奈も今のままでいいと言っているから答えを出さずに逃げているだけ。

今は心と体が別々になってると自分のいいように言い訳をしているだけ。

3年でクラスが離れて、前から熱心に誘われていた生徒会に入った瑠楓とは、前程会うことが出来なくなった。

それでも俺が会いたいと言えば、生徒会で疲れていても帰りに会いに来てくれる。
後ろめたさのある俺に、瑠楓は変わらない笑顔をくれる。




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