【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
ただ、仕事はパーフェクト。人間のやることなんてちょろい、というかのように仕事をこなしている。



正確に言うと部長を始めて四日目だというのに、誰よりも完璧。



下着姿のままリビングへ出てきたヒノエさんは、俺の目の前に座り俺特製のユッケを食べ始めた。



「…うえ。見てて胸やけ。」



「何言ってんの楓ちゃん!…はあ、君ってさ、日が経てば経つほど羊にしか見えなくなるわ。弱いってか…朝は生肉に決まってるでしょ?」



いやいや、朝からユッケ食べる人間なんていません。
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