3番目の高度合成数。-年下のキミと-

 責任という言葉に実句は怒っていたが、この重みは、きっと女の実句には分からない。


 うまく言えれば変わっていたかな?



 俺は言葉にするのが苦手だ。

 営業トークならできるのに、実句を前にするとうまく言えない。



 分かってくれる、ついてきてくれる、そう過信していたんだ。


 実句が不安を覚えてたのも気が付いていた。なのに、過信からそれを疎かにしていた。




 信じていた、とは少し違う。


 俺は都合よく思い込んでいたんだ。
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