スタッカート
「一度お話ししたことがありましたけど、私はジャズがやりたいんです。黙って受験したことは申し訳なく思っています。でも私は」


「ジャズなどお前のやる音楽じゃない!お前らしくクラシックをやっていれば良いんだ!」


「私らしいって何!?私は今までお父様の言うとおりに生きてきたわ!私らしいところなんて何一つないじゃない!私からジャズまで取り上げないで!自分を失いたくないの!」


「取り上げるも何も不合格じゃないか!認めて貰えないものにしがみついてどうする!」


「まだ一般入試が残ってるんです!お願いします!S芸へ行かせて下さい!!」


「駄目だ!」


「お父様!!」


「お前は進学しなくてよろしい」
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