スタッカート
待ってた大地の視線が私に向けられる。


気恥ずかしさを感じてはいけないと、分かってはいた。


人前で演奏をする練習にならない。


でも、結局私は心でテンポを取って。


窓の外を見ながら演奏を始めた。
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