【短】ドキドキ☆デート

遊園地に行こう







「はぁ…緊張するな。」



勇太から貰った券で茉美を遊園地に誘い、断られるかとビクビクしたがオッケーしてくれた。



…こんなんでビクビクしてたら告白した時どうなんだよ。





そして今日が約束の土曜日だ。


朝からずっと緊張しっぱなしだ。今日、茉美に告白しないといけない…そう思うとどうしても緊張してしまう。



携帯をポケットに入れ、メールで決めた待ち合わせ場所に向かう。






「茉……ッ!」


…なんだ。


待ち合わせの場所で茉美を見つけて声を欠けようとした。


けど……


隣に居る男と話している茉美の姿があった。



ナンパ?…には見えない雰囲気だ。だいたい茉美はナンパしてきた奴にはあんな笑顔は向けない。

必死で抵抗するだろう。





なんで?誰なんだ…そいつ。




「愁くん!」


俺の存在に気づいたのか、茉美は俺に向かって笑顔で手を振ってきた。





「じゃ、俺はもう行くね。」

「うん。またね!」



俺が茉美の所に行くと、隣にいたその男はそう言って俺たちの前から居なくなった。




…気になる。




「今のお姉ちゃんの彼氏なんだぁ。」


俺の思ったことが分かったように茉美がそう言ってきた。



「へ…。」

「偶然会っちゃったから、愁くんが来るまで話し相手になってもらってたの。」



そ…そっか。

茉美の姉の彼氏宣告に、好きな奴じゃなくてよかったと安心した。




「愁くん!遊園地はやく行こ?」


グイグイと俺の腕を引っ張りながら言う茉美が可愛い。

あ~…顔がニヤけそうだ。



「ああ、行こうぜ!」



せっかく茉美と出掛けられるんだ楽しまなきゃな!





そして俺たちは遊園地へと向かった。







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