すれ違う心
朝目が覚め、荷物をカバンに詰めて車に乗り込む。
車が走り出す。
その車を瑠璃は必死に追いかけた。
「メール待ってるから!有弥が帰ってくるの、ずっと待ってるから!!」
瑠璃の声が聞こえ、
「止めて!」
車を止めてもらった。
瑠璃も足を止める。
「有弥…」
車から降りると瑠璃が抱きついてきた。
「ごめんな、瑠璃。必ずまた会いにくるから!だから別れよなんて言うな。俺はいつだって瑠璃のそばにいるんだから」
「うん…」