すれ違う心





右手に持っているアイスを



「じゃ~ん」



と見せると少年のような笑顔を見せた。



「おじいちゃん好きでしょ?あそこのアイス」



「大好きじゃ。ありがとな」




「うん!」


アイスを頬張るおじいちゃん。


おじいちゃんの隣に私は座った。




「おじいちゃん…」



「なんじゃ?」



「ママとパパは私の事愛してくれてた?」




「もちろん。愛してた」



こんな私はママとパパは本当に愛してくれてたのかな。





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