離さないでよ。



アキもかんなの隣に
横になると

かんなはアキの手に
手を伸ばしてきた




アキはそれをゆっくり掴み
軽く手を繋いだ




すると

かんなはフッと
笑顔を見せ

幸せそうにまた眠りについた





アキもその笑顔をみて

少し笑顔になった



「おやすみ…かんな」




二人は手を繋いだまま
幸せそうに眠った





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