離さないでよ。


「あの時ね、久しぶりに親帰ってきてさ」




アキが海を眺めながら話す


「おかあさん?」

「うん。それでいきなりすっげ遠くに引っ越すって言い始めて…」




そうだったんだ

知らなかったなぁ





「これからそこ住むから、もう会えなくなると思ったんだ。

かんな絶対泣くと思って、俺のこと忘れてもらおうとした。」



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