離さないでよ。


「うそぉっ!?」


外は日がくれて暗くなっていた
星が少しずつ顔を出してきている



「今日は泊まっていけよ。危ないし」

「うわ、ごめん。ありがとう」



今日会ったばっかなのに

足まで踏んでしまって
手当てまでしてもらって

泊めてくださるなんて



なんか申し訳ないないな


< 39 / 207 >

この作品をシェア

pagetop