離さないでよ。



「俺のお気に入りの場所」

空を眺めたまま
アキは言った

「あたしもここ気に入った」

「だろ?」



「ん〜!」

かんなは大きく手を広げて伸びをした


「気持ちいなぁ」


< 97 / 207 >

この作品をシェア

pagetop