青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜








正直…………私は嫉妬と似た感情が芽生えていた…………



親友の『明』が、私以外の連中と連んでいる…………






ほんの少し………………寂しかったんだ………………






『明』が私の前から居なくなってしまう日が来るんじゃないかと……………


そんな無意味なことばかりが頭に浮かんで来たんだ……………










栗沢:
「実際はどうなんだ………??」

明:
「何が………??」

栗沢:
「ソイツらと………………[生徒会]にいて………………楽しいか…………??無理してないか…………??」






[生徒会]の存在意義は『明』が話してくれた……………

学校を牛耳る[第一期生]に対抗するための組織…………



そんな危なっかしいものに……………平和主義の『明』が無理をして働かされてはいないかと心配だった……………










明:
「……………ありがとう…………聖子…………心配してくれて……………」

栗沢:
「いや…………」

明:
「でも大丈夫さ……………最終的には、僕は自分の意志で彼らと一緒にいるんだ…………!!!!もっともっと彼らと[仲良く]なって………………この学校を少しでもより良い方向に近づけられたらいい……………」




栗沢:
「……………大丈夫か……………????明は全部自分で背負いこみ過ぎる………………」

明:
「大丈夫だって…………(笑)本当に辛くなった時は―――…………」























明:
「全部、聖子に相談するからさ♪」

栗沢:
「ッ…………」





――――……………
< 388 / 943 >

この作品をシェア

pagetop