青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜


栗沢:
『なら話を戻そう……今からキッカリ15分以内に、青柳高校の[第二生徒会室]に来い……1人でだ……』

橘:
「ッ…………」


第二生徒会室……!!!!


栗沢:
『間違っても……生徒会役員共に連絡を取るなよ……??もし、他の役員共にチクったりしたら……[桜庭 遼]の身の安全は保障しない。あくまで、[1人]で来い……』

橘:
「……………」



栗沢:
『よく聞け……西校舎の一番南側にある窓の鍵を開けたままにしてある。そこから中に入り、[第二生徒会室]まで来て貰おうか……』












栗沢:
『私はそこで待っている……』

橘:
「ッ……桜庭の声を聞かせろ……!!!!」



栗沢:
『まぁ……そう焦るな……桜庭はここにはいない。私はただ、お前と2人きりで腹を割って話したいだけだ……用がすんだら桜庭は解放してやるよ……』



橘:
「……本当だな……!!??」

栗沢:
『フッ……私が保証したところで信用には足らんだろ……??』



ッ…………



栗沢:
『……では15分後……[第二生徒会室]で……』



ピッ……


プープープー……



受話器の向こうから聞こえてくる機械音が……全身の神経をかきむしる……


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