青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜

誓い



桜庭:
「ヒクッ……ウッ……!!!!」



私は廊下にひれ伏した。


涙が止まらない………


どうして………私は樫家先輩を――………






樫家:
「桜庭………」


気がつくと、樫家先輩は私の目の前に来ていた。

先輩の目は……少し腫れていた………


桜庭:
「樫家先輩ッ………ごめんなさい…………ごめんなさいッ…………私ッ………ごめんなさぁい…………」

樫家:
「もういい…………お前は謝り過ぎだ…………」

桜庭:
「でも……!!!!私………本当に取り返しのつかないことを…………!!!!」






樫家:
「いいんだよ…………」

桜庭:
「ッ…………」

樫家:
「お前が苦しむ必要なんてねぇーよ…………」

































樫家:
「苦しむのは…………全部俺だけでいいんだ……………巻き込んで悪かったな………桜庭…………」

桜庭:
「樫家先輩ッ……!!!!」






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