舞姫〜貧乏バレリーナのシンデレラストーリー〜
「まぁ、哲史君。今日は初めてだし、これくらい踊れたら十分と先生は思うけど、どうだろう?」


キツイてっちゃんの言葉に対して先生がフォローを入れる。


てっちゃんの言うことはもっともで、私より上のファーストソリストなんだから、私に指導してくれるのは当たり前。


こんなことは慣れっこだったが、先生はいつもフォローをしてくれるのだ。



「…俺もバイトで忙しいけど、なるべく公演まで毎日合わせよう。じゃないとせっかくもらったチャンス潰すことになる。お前も、俺も」


「…うん、わかった」

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