4人の嵐



……存在消えてた!



『俺だって、一好きだよ?』


『はっ!?』


『一淋しかったの?ごめんね?俺からの愛情足りてなかった?もっと全面に押し出せば良かった』


『おま…!何言ってんだよ!!』


キャラじゃない、キャラじゃない、と連呼する一さんは相当、当惑している。




永樹さんが私に、そういう類の言葉を押しつけるのはよくあることだか、男同士では見られなかった一面らしい。




『一って皆が思ってるのとは違くて、繊細だったりとか、俺だって知ってるよ』


「繊細ゆうな…」



一さん本当に恥ずかそう。
照れてる。




『でも一は真人だけになんでも話すから…、俺って出る幕ない?』

『違…!真人は、問い詰めてくんだよ。だから、最初話したのが真人だったからで…深い意味はねえよ。勿論真人には感謝してるけど』




永樹さんでも、そんなの気にするんだ。




我が物顔で、"俺"を押し通すような人だから、なんか不思議。




『俺一好きだよ?一は?』



恥ずかし気なく、2度目の告白。





< 154 / 232 >

この作品をシェア

pagetop