線香花火【企・短】


見失わないように
その光を少しでも永く見ていたくて

沈む太陽を見続けてる



海に沈む太陽が見せた最後の光が、やけにぼやけて見えた


太陽が沈んだだけなのに

明日になればまた会えるのに

涙が溢れてくるのは



きっとレイが居ないから



レイばかり先にすすんで
私を置いて行くから

目指すモノがあるレイ

目標が見えていない私



ココを離れたらもう共通点が何もない



レイの居ないココはキライだよ



レイが居るから色んな事頑張れた


レイと居たから思い出がキラキラして見えた


レイが


レイが居なくなるなんて



考えた事無かった…




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