青春ラバー
突然後ろから声が聞こえて焦った。

周りにほかの野球部の奴ら居るの忘れて、二人の世界に入っちゃってた。


「タカセンパイ!?」

はっちゃんも、この慌てっぷりからして、周りの存在を忘れていたらしい。


「タカ!!

バカヤロー、お前空気読めよ!

せっかくいい感じの雰囲気になってきてたのによ~。」


「そうっすよ、センパイ!」

他の奴らからのブーイングの嵐。


「だってよ~、面白かったじゃん?」

それでもヘラヘラ笑うタカ。


なにが面白かったんだ?


「それは分かるけど!

お前、あのままほっときゃ生チュウ見れたかも知れないんだぞ?」


は?

真剣な顔で説明する良。


そんなに俺等の生チュウが見たいか?
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