チビ×ヤンキー=?? -学校編--
プロローグ

久しぶりの故郷

がちゃっ。




「失礼しまぁす」




「おぉ、君が転校生か」



優しそうな顔をしたおじいちゃん、・・・校長先生があたしを迎えてくれた。

あたしはかなりテンションが上がっていたので、声もいつもより少し大きめ。



「はいっ、綾瀬柚姫-アヤセ ユズキ-ですっ」




「あ・・・・でも綾瀬くんは元々・・・」



あたしの資料なのか、なにか紙の束を目にしながら校長先生は言った。


そうなんです、そうなんです!!



「そうなんです、私元々はここに住んでたんですよ。しかも、たったの一年前です」



あたしは恋しかった地元に帰ってきたわけなんです!!

なので、テンションが上がりっぱなし。


申し訳ありません、校長先生。



「そうか・・・、じゃあ知り合いはいるだろう。これから頑張るんだよ?」



そんなテンション上々なあたしに、にっこりと微笑んでくれる校長先生。


(人として)早速好きになりそうです!



「はいっ、頑張りますっ」






ここからあたしのまた新しい一日が始まる・・・・・・。






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