私と殺し屋の3ヶ月
依頼人

次の日、インターホンが鳴り玄関へ行くと、知らない男が居た。

「零です」

真っ黒いロンTに黒いストールを巻いていて、少しダメージのいったジーンズをはいた男。

この人は…誰だろう。

「お父さん、この人だれ??」
お父さんは、苦い顔をして、私から目線を外した。

「で…やるのは娘さんだけですね?」

あぁ、お父さんが殺し屋を雇ったのかって分かった。

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