先生..また会えますように






『た..か..??』



しばらくの間
続いた沈黙を
破ったのは私だった




それでも
俯いたままで
顔を上げない崇





『どうしたの..??』



もう一度
反応のない崇に
話しかけてみた






相変わらず
ピリピリとした
空気が二人を
包んでいた






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