先生..また会えますように




『待って!!』


そう呼び止めた私




頭が真っ白で
どうしようもなかった


とっくの前に
停止した思考






『うちも
河原先生が好きッ!!
教師としてとかじゃ
ないよッ!!

うち先生が
大好きなんばい..』





どうしようもなくて

行ってほしくなくて





そう思いを告げて

抱きついた私



柔らかな香りが
鼻をつく

今まで
近くに行った事が
なかったからか

ほんの少ししか
つけていないからか


今まで
気づかなかった香り


きっと
忘れられない
香りになる



そしてまた
先生の事を
考える






迷惑なのは知ってる

うざいのもわかってる



だけど..
だけどどうすれば
いいの?



考えてもわからない




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