勉強王子のち、恋愛王子。


夜神くんは何事かのように
参考書から目を離し顔を上げた。

そして…



「あ、おはよう」



夜神くんはそれだけ言い、
また目を参考書に向ける。







…って、なんでやねーんっ!!

なぜ、挨拶のみ!?


こっちから話しかけたのに

一言で向こうから終わらせられちゃったよ。
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